【コミュ障克服】また会いたいと思われる話し方の2つのコツ

皆さんは日頃の会話の中でこのような経験はないでしょうか。

  • 会話が続かなくて気まずい思いをした。
  • 話の盛り上げ方がわからない。
  • 悪気はないのに会話で相手に嫌な思いをさせてしまった。
こんなお悩みの”一歩前進”をサポートします。

話し上手は得をする

また会いたいと思われる話し方ができればあなたの人生を、より豊かにしてくれます。

これはビジネスにも大いに役立つ内容です。

具体例1

営業マンであれば、お客様にまた会いたいと評価されると次のビジネスチャンスにもつながります。

具体例2

飲みの場で、「こいつ面白いな」と上司や同僚に思われれば職場関係を良好にするきっかけにもなり今後の仕事の相談や根回しもしやすくなって、結果的に仕事のスピードアップにも繋がります。

良好な会話術は様々なところで得をするもんだなと会社人生を送っている私自身とても強く思います。

これからお話しする内容はなるべく身近な具体例を盛り込んで、今から変われる、即実践できるよう捕捉しながらお伝えしますので、是非最後までお楽しみください。

また会いたいと思われる話し方のポイント

  1. 話すことはメンタル
  2. 聴く力が9割
それぞれのポイントについて深堀していきます。

参考書籍

1.話すことはメンタル

会話に苦手意識のある人は、過去のトラウマが原因となっていることが多いです。

具体例1

知人に住所を聞いたら「個人情報を聞くのはマナー違反」と怒らて以来、住所に関する話題は自分の中でタブーとなってしまった。

具体例2

笑いを取りに行った話が「何それつまんない」とマジレスされて傷ついた。

しかし「数多くの人と出会った中でたった一人の意見に悩むのはもったいない」と思いませんか?

そういう人には嫌な話題だったんだなと軽く受止める程度にとどめることが重要です。

悩んでる人

そんなこと言ったって、過去の苦い経験なんて簡単に払拭できるわけないじゃん。僕は会話するのが怖いんだ!
多くの人は話すこと事自体が苦手なのではなく、話せるというメンタル状態に持っていけてないだけなんです。
話せるメンタルに持っていくためのポイントを解説していきましょう。

ひぐらし

ネガティブワードの禁止

ネガティブワードを使った会話って実際無意識にやっているケースが結構多いと思います。

代表的なネガティブワード

  • でも
  • だって
  • どうせ
  • ダメ
これら4つのワードを頻繁に使用したり、会議で発言した直後に「それは違うだろ」とか「だからダメなんだよ」と感情に任せて押さえつけようとする人もいますが、このような場にいて皆さんどう感じるでしょうか?

会議全体の空気がネガティブになって絶対その場にいたくないと思いますし、何より話そうという気持ちがなくなって口を閉ざしてしまいますよね。

それほどネガティブワードには雰囲気を壊す強い力を持っているにもかかわらず人は否定的な言葉を使用しがちです。

肯定的になろう

人は「自分を肯定する人に対して肯定的になる」という性質があります。

私の職場にも全くと言っていいほど人の悪口を言わない上司がいますが、その上司に対しては不思議と悪いことをいう人はいないんですよね。

まずは自分自身がネガティブな人と印象付けられないよう否定的な会話を意識的に減らしていくことが重要です。

否定的な言葉を使うなら、例えば「そうだよね、ただこういうのはどうだろう」というようにいったん相手を肯定したうえで自分の意見を言うと効果的です。

また、ネガティブな会話は環境も大きく関係しているため、思い切って否定的な会話ばかりする人との距離を置いてみるというのも一つの手です。

2.話すことは聴く力が9割

話し方において最も重要な事、それは「聞くこと」です。

悩んでる人

聞くことが大事なことぐらい、何となく知ってるよ。
うなづいて聞いていればいいんでしょ。
なぜ聞くことが重要なのでしょうか?
もう少し詳細にみていきましょう。

ひぐらし

なぜ聞くことが重要なのか

人はこのような傾向があります。

  1. “自分の気持ちを分かってほしい”、”自分の話を聞いてほしい” という承認欲求
  2. 人は自分自身への関心が強い
  3. 自分のことを理解してくれる人を好きになる

つまり、話し相手に対して「私はあなたに関心をもってるよ」と示すことができれば、うまく人と話せるようになる、ということです。

悩んでる人

具体的にどうすれば良いのさ!
「拡張話法」を使って会話をするのです。

ひぐらし

拡張話法で会話する

拡張話法とは?
感嘆→反復→共感→称賛→質問の順で会話をする手法。
「拡張話法」は、とてもシンプルながらリアクション一つで話を広げられるようになるという絶大効果のある方法で、それぞれの順番について具体例を使って解説していきます。

(1)感嘆

感銘を受けた際の表現のことで、“語尾を伸ばして絵文字をつける”ことで効果的に表現できます。

具体例

昨日初めて行ったラーメン屋がめっちゃうまかったんだよね

相手

という相手の言葉に対して

あなた

そうなんだ
と単純に返事をするよりも、語尾を伸ばして音符の絵文字をつけるてことで

あなた

そうなんだ~♪
とすることで、聞き手にとって全く違う印象を受けると思いますし、ちゃんと話を聞いてくれてるんだなと感じてくれると思います。

(2)反復

相手の言葉を繰り返す表現のことで、話の続きを引出し易くするという効果があります。

具体例

俺味噌ラーメンがすごい好きでさ~

相手

あなた

おぉ味噌ラーメンか~
そうそう、すみれの味噌ラーメン最高なんだよ

相手

あなた

あ、僕もすみれの味噌ラーメンよく食べに行くよ!
といった具合で、反復だけでも結構会話が成立しているのがわかります。

(3)共感

理解を示す表現のことで、ポイントは“深く頷く”“相手と同じ表情をする”ことで、相手の感情に寄り添う効果があります。

具体例

最近魚介系のつけめんも好きになってきてさ~

相手

あなた

つけ麺か!僕も大好きで週1は行ってるよ!
といった具合です。

(4)称賛

相手を評価する表現のことで、会話の雰囲気を良くしてくれる効果があります。

ここでのポイントも語尾に絵文字をつけて、言葉に表情を載せるとより効果的です。

具体例

実は先週豚骨ラーメン食べに本場博多まで行って来たよ!

相手

あなた

え!?ほんとに!?お前のラーメンに対する情熱はやっぱりスゲーな!
といった具合です。

(5)質問

相手の話を中心に展開できる表現で、“もっと聞かせてよ””それで、どうなったの?”などのフレーズで、相手の話に加速を掛けて、じゃんじゃん話を広げることができる効果があります。

具体例

あなた

それで、どこの豚骨が上手かった?

あなた

本場の味についてもっと聞かせて!
といった具合で、話を一気に深堀することができるでしょう。

拡張話法を実際に使ってみた

私がこの拡張話法を使ってみた感想としては、自分で無理に一生懸命話題を作る必要がないので、力まず緊張せずに会話ができたと思います。

そして何より相手が中心に話していても、実は会話の主導権は聞く側にあるという感触がありました。

聞く側が話の主導権を握っている

例えば、先ほどのラーメンの話で、もし自分が友人の行った九州の本場の味を、東京でも食べたいと思ったなら、質問の手順で、「東京でも支店ある?インスタントでも販売してたら食べてみたいから店の名前教えてよ!」などのように、

質問することで話の流れを自分のレール上に乗せれるので、自分の聴きたい話にもっていくことができます。

拡張話法におけるワンポイント

称賛の時には“やっぱり”という言葉を使うと効果的だと感じました。

これは上司から依頼された仕事の手伝いを終えたときに

やっぱりお前に頼んでよかったよ!サンキュー

上司

と言われたことで気づいたことなんですけど、「お前に頼んでよかった」と言われるより「やっぱりお前に頼んでよかった」と言われたほうが言われる側からしたらうれしくないですか?

MEMO
「やっぱり」という言葉の中には「案の定」「思った通り」という意味が込められているため、普段から頼りに思ってくれてるという隠された褒め方の一つです。

まとめ

今回は「人は話し方が9割」の内容を基に、また会いたいと思われる話し方の2つのポイントをご紹介をしました。

まとめると、ネガティブワードの会話を避けて聞くことに重点を置いた会話をすることで自然と人に好かれる会話ができると。

ネガティブワードを控える

会話の流れでどうしても「だって」「でも」などのワードを使用するシーンがあるとすると、

あなた

なるほど、ではこういった方法は如何でしょうか?
といった具合で、相手を肯定したうえで自分の意見を述べることで、直接否定せずとも自分の意見を相手に伝えることができます。

拡張話法を使って聞くことに徹する

人は自分を分かってほしいという性質があるため、拡張話法で相手を気持ちよく沢山会話してくれるようになれば、自然と会話が続くようになります。

会話に自信がない方こそ、今日から拡張話法で聞く力を磨いてみてください。

あえて苦手な人と積極的に会話をする必要は無いので、気の知れた自分の仲間と話す時間を増やすことで、自分自身も話すことを楽しみながら実践していくことをお勧めします。

もちろんネガティブワードは禁止です。(笑)

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