悩んでる人
挨拶してから話が広がらないんだよね
この記事で学べること
- 雑談の広げ方
他の雑談テクニックはこちらから



STEP2 雑談の広げ方

話の広げ方のコツ
- 質問にはバリエーションを持たせる
- 沈黙したときの対処法
- 全力承認
- 共通点だけでなく相違点
①質問にはバリエーションを持たせる

会話を弾ませるためにはあなたがインタビュアーになって質問することです。(理由は雑談の始め方の記事にて記載しております)
しかし、質問にもバリエーションを持たせないと、相手側は質問攻めにあっている感じに受け取れますので、自然な会話になるよう質問の仕方を工夫していきましょう。
質問のバリエーション
- 連想方
- 会話を「広げる」「深める」「進める」質問
連想方
〇〇と言えば?みたいな感じで質問をすること。ロジカルシンキングでいうところの「ロジックツリー」です。一つの情報に関して関連する情報が枝分かれしているものです。
連想=関連する情報を質問ワードとして加えることで無限に雑談を続けることができます。“雑談の始め方”の挨拶から自然の流れで話を広げてみましょう。
具体例
あなた
久しぶり、元気?あれ、なんか最近やせた?
最近ダイエットしててさ~
相手
あなた
ダイエットと言えば、最近何か流行のダイエットとか?
そうそう、糖質ダイエットだよ
相手
あなた
炭水化物と言えば、具体的にどんなもの?
ご飯、パン、麺類とかの主食に多いかな
相手
あなた
ご飯とかパンとか麺と言えば結構食べるシチュエーションあるよね
そうなんだよ~だから結構大変でさ
相手
どうでしょう。〇〇と言えば?と質問すると相手はスムーズに答えてくれます。かつあなた自身は事前にネタを仕込む必要なく、連想したことを質問すればいいので、臨機応変な雑談が可能になるのです。
バリエーション②会話を「広げる」「深める」「進める」質問
POINT
- 深める:「なぜ?」
- 広げる:「他には?」
- 進める:「それから?」
具体例(会話を深める)
最近筋トレ始めたんだよね~
相手
あなた
なるほど、健康的で素晴らしいですね。なぜ始めたんですか?
最近、運動不足で嫁に怒られてさ笑
相手
具体例(会話を広げる)
最近筋トレ始めたんだよね~
相手
あなた
なるほど、健康的で素晴らしいですね。他にも何かされてるんですか?
食事には物凄い気を遣うようになって、お菓子を控えてる!
相手
具体例(会話を進める)
最近筋トレ始めたんだよね~
相手
あなた
なるほど、健康的で素晴らしいですね。それでどんな筋トレされてるんですか?
スクワットとストレッチ!最後はサウナでスッキリさ!
相手
②沈黙したときの対処法

二流:無理やり話しかける
一流はどうするか
沈黙前の話題を再利用する具体例
最近仕事忙しくてさ~
相手
あなた
そうなんだ~
あなた
あ~そうそう、仕事忙しいで思い出したんだけど、最近ウチの部署で残業を減らす施策を始めたんだけどさ!
「そうそう」「〇〇と言えば」「その話で言うと」みたいな接続詞から沈黙前の会話を踏襲して自然に話を続けることができます。これで沈黙しても無理に話題を作らないでいいですね。
③全力承認

具体例
あなた
そのジャケット似合いますね~
ありがとう♪
相手
一流はどうするか
褒める+ワンポイント普通に相手を褒めることに、もう一つ要素を加えることで、相手から会話を広げることができます。
具体例
あなた
そのジャケット似合いますね~。いつもオーダーメイドされてるんですか?
そうなんだよ
相手
あなた
どうりでフィットしているわけだ!行きつけとかあるんですか?
どうでしょう。ただ褒めるだけでなく、ワンポイント加えるだけでいい会話の雰囲気になりますね。
悩んでる人
どこも褒めるところがない場合どうすればいいの?
どうしても褒めるところが無いと悩んだら、過去と比較してみてください。
ひぐらし
具体例1:子供が40点(赤点)のテスト用紙を持って帰ってきた場合
これだけだと褒めるところがないですね。しかし、前回のテストが30点だったとしたら、前回と比較して10点は伸びしろがあったわけですから、そこを褒めます。人は褒めてもらう、承認してもらうことで高いモチベーションを維持してくれます。
具体例2:新人営業マンの成績が良くない
もし、営業成績が良くなくても、よく聞いてみると、営業先に一人で訪問できるようになったとすると、営業マンとして独り立ちできたことは非常に評価できるポイントですね。ぜひ全力で承認してあげてください!!④共通点だけでなく相違点

確かに間違いではないけれど、出身地や趣味、好きな食べ物など、共通点が少ない、もしくは全く共通点がない相手のほうが圧倒的に多いと思います。
一流はどうするか
相手との相違点も話のネタにする相手との相違点について全力に興味を示すことで、相手も面白がって話をしてくれます。
具体例
あなた
○○さんは、好きな食べ物とかあるんですか?
私はパクチーに目がないんですよ!
相手
あなた
え!パクチーがお好きなんですか!実は私はパクチーが苦手で…ちなみになぜ好きなんですか?
〇〇の料理に入れるとすごいおいしいんですよ。これはパクチーが苦手な方にも良く食べられてますよ!
相手
あなた
へ~そんなところにパクチーが使われてたんですね。私もちょっとチャレンジしてみようかな!
相違点を完全否定してしまうと会話が終了してしまうどころか、感関係性は悪化してしまうので、相違点こそ会話を広げるチャンスとチェレンジしてみましょう!
