【厳選】お歳暮のマナーや定番品15選

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お歳暮のマナーや定番品が知りたい

こんなお悩みを解決します。

お歳暮の歴史

もともとは中国の道教の行事に由来しているといわれており、「中元」とは旧暦の7月15日のことで、上元(旧暦の1月15日のこと)と下元(旧暦の10月15日のこと)とともに、三元の1つとされています。

この三元には、それぞれを司る神様がいます。「上元」は旧暦の1月15日が誕生日の天官賜福大帝(てんかんしふくたいてい)、「中元」は旧暦の7月15日が誕生日の地官赦罪大帝(ちかんしゃざいたいてい)、「下元」は旧暦の10月15日が誕生日の水官解厄大帝(すいかんたいてい)という名前で「三官大帝」と呼ばれており、龍王の孫とされています。

その神様の誕生日が三元として祝われるようになり、当時の人々は誕生日のお祝いとしてお供え物をしました。これらのお供え物をする中国の行事が日本にすでにあったお盆の「盆礼」という風習と結びついたことが、「お中元」の起源といわれています。

また、日本で行われていた新年に神様へお供えする物を年の暮れに本家や家元に持っていく行事が、これらの中国の行事と結びついたことが「お歳暮」の起源といわれています。


お歳暮に関するマナー

いざお歳暮を贈ろうと思っても、「誰に」「いつまでに」「どんなもの(価格含め)」を贈ればいいのか、迷ってしまいますよね。

そこで今回は、一般的なお歳暮に関する知っておきたいマナーや、お歳暮を贈る立場の人が知って得する情報をまとめました。

お歳暮を贈る時期

お歳暮を贈る時期は、一般的に12月初旬~12月20日頃までが望ましいとされています。

贈るものの選び方

「上司」「取引先」「両親」と、いずれも嗜好(しこう)を考えることが大切です。

上司への贈り物

普段の会話からチェックした「好きな食べ物」や、健康面を気遣った贈り物をすると喜ばれるかもしれません。

取引先への贈り物

会社で分けることを想定して、小分け可能な「お菓子」を選ばれることが多いです。

両親への贈り物

「昔家族で食べた思い出の品」や、年末年始のぜいたく品として「蟹」や「すき焼き」など、普段なかなか買うことのない品を贈るのもオススメです。

お歳暮の相場

相場金額は、一般的に下記と言われています。

  • 上司・両親:3,000円~5,000円
  • 特にお世話になった方には5,000円以上の場合も
相場あくまで一般的なもので、自分の感謝の気持ちが相手に伝わるように、時と場合に応じて決定しましょう。

お歳暮に向かないモノ

お歳暮として感謝の気持ちを贈る品としてふさわしくないものもあり、中にはついうっかりしてしまうようなものがいくつかあります。

  • 履物(靴やスリッパ)
    →靴は履物であることから「踏みつける」と連想されるため。
  • 敷物(マット)
    →同じく「踏みつける」と連想される。
  • はさみや刃物
    →刃物から「切れる」「縁を断ち切る」と連想されるため。
  • ハンカチ
    →ハンカチを意味する日本語の「手巾(てきれ)」という言葉が、手切れ(絶交)という意味に連想されるため。
  • 4、9など語呂合わせに関係する物
    →4は「死」、9は「苦」と連想するとして、日本では忌み数となるため避けるのが吉。
注意
花や植物自体はお歳暮として贈っても問題はないのですが、花言葉で不吉な意味をもつ花もあるので、購入前に一度調べておくことをオススメします

お歳暮の定番品15種

(1)ハム・ソーセージ・ローストビーフ(肉加工品)

お歳暮と言えば「肉加工品」というほどの定番アイテムです。
種類豊富、使い勝手がよく、美味しい肉加工品は家庭の常備品のようなもの!

(2)牛肉・豚肉・鶏肉等(精肉)

こちらも、お歳暮の定番とも言えるお肉ですが、実はステーキやすき焼き用などの定番商品以外にも、馬肉やハンバーグ、牛トロなど様々なお肉ギフトがあります。
冷凍されているものなら賞味期限を気にすることもなく、相手の好きなタイミングで食べられるのもGOOD!

(3)スイーツ・洋菓子

贈る商品の日持ちが短かすぎたり、極端に高額なものは相手にとって負担になってしまいがち。
日持ちがする&小分け商品は、好きな時に好きな量を食べれるのでGOOD!
特に取引先への贈り物は、先方の小分け作業のわずらわしさを解消できるので喜ばれやすいです。

(4)和菓子・せんべい

和菓子・お煎餅は年配の方を含め、若い方にも選ばれています!
煎餅、おかきアソート・詰め合わせは、甘いのが苦手な方にも喜ばれ、家族や大人数で食べるのにぴったりです!

(5)海鮮・水産加工品

牡蠣・まぐろ・明太子はもちろん、数の子・イクラ・鮭など、お正月に大活躍な魚介は、お世話になった方への贈り物としてもオススメです。

(6)蟹

お歳暮の季節は、なんといっても蟹がおいしい季節!
贈ったカニを、カニ鍋などにして相手に食べてもらえば、「今年もいい年だったな~」と思ってもらえること間違いありません!

(7)ビール・お酒・ワイン・洋酒

お世話になった上司への贈り物として特にオススメなのがお酒です。
「ビール」「日本酒」「ワイン」「ウイスキー」など、多種にわたるため、あらかじめ好きなお酒の種類をチェックしておくと、ピンポイントで喜ばれるアイテムをプレゼントできます!

(8)果物・フルーツ

新鮮な果物やフルーツはいかがでしょうか!
甘くてみずみずしいみかん、蜜たっぷりの完熟りんごなど、冬ならではの果物、新鮮なフルーツは、お子様のいるご家庭にも喜ばれる一品間違いなし!

(9)漬物・お惣菜・米・缶詰

おばあちゃんの家に遊びに行くときの手土産には、お漬物や、佃煮海苔など、白いご飯に欠かせないご飯のおともギフトにいかがでしょうか!

(10)コーヒー・ジュース・ソフトドリンク

お歳暮やお中元だけでなく、季節を問わないプチギフトとしても贈りやすいコーヒー・飲み物ギフト。
スタバ・ネスカフェなど、おしゃれで美味しいコーヒーやソフトドリンクを贈りたいですよね。

(11)鍋セット・すき焼きセット

寒い冬の定番と言えば、鍋料理です。
日本全国各地に多くのグルメを唸らせる様々なご当地鍋があります。
ちゃんこ鍋、カキ鍋、きりたんぽ、ぼたん鍋、地鶏鍋、鴨鍋、まる鍋(すっぽん)、シャモ鍋、ハリハリ鍋、ほうとう、すき焼き、うどんすき、湯葉と挙げればキリがありません。

(12)うどん・そば・麺類

年越しそばはもちろん、冬のあったかグルメに喜ばれるうどん、ラーメンなど麺類はお鍋にも大活躍です!
本格信州のそばや四国のうどんなどご当地麺類は特に人気の逸品。

(13)油・調味料

友達へ贈るお歳暮、相手が料理好きなら、調味料を贈るのがオススメです。
いつも使うものだからこそ、こだわりを持って使ってもらいたいもの!
相手が普段買わないようなオシャレな調味料をプレゼントにいかがでしょうか。

(14)洗剤・タオル・雑貨

上質なタオルや洗剤など、利便性のある日用品は消耗品のため贈られる相手にとっても喜ばれるギフト。
日頃お世話になっている身近な人や両親、親戚用にオススメです。

(15)カタログギフト

お歳暮・冬ギフトに何を贈っていいかわからない時は、カタログギフトがおすすめ!
欲しいモノが自分で選べるので、相手の満足度UPつながりやすいです。

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